これからの時期、キャブレター車はエンジンがかかるまで時間がかかります。
頻繁に乗られていないバイクは特に機嫌が悪くて、エンジンがかかるまで一苦労します。
「寒くてエンジンがかかりにくいときは、チョークを引いてエンジンをかける。」
初めて買ったバイクの説明書には、こんなようなことが書いてありました。
確かに夏場はチョークも引かず、一発でかかっていたエンジンも
この時期になるとセルが空しく回るだけで、
チョークを引かなければエンジンはかからず、最悪バッテリーがあがってしまいます。
では、チョークの役割は何か?
「寒くてエンジンがかからないときに使うもの?」
「エンジンの回転数を上げて暖機するためのもの?」
チョークを使ってエンジンをかけた後、チョークを引きっぱなしで暖機していませんか?
エンジンの暖機を待てずに、チョークを引きっぱなしで走り出していませんか?
・・・・はい、昔の自分です。。
2000年式のインジェクション車に買い換えて半年ほど経ったとき、
私はバイク屋へ整備士見習いとして転職しました。
それまで、派遣社員として働いていたので将来が不安だったこと。
景気に左右されないよう、手に職をつけたかったこと。
以前から、車やバイクの整備に興味があったことが転職の理由でした。
話を戻します。
その転職したバイク屋で、私はこのようなエンジンのかけ方、暖機の仕方をしていたので思いっきり叱られました。
私はそこで初めてチョークとは、
『冷間時にガソリンを濃くしてエンジンをかけやすくするもの』
そして
『エンジンがかかったらチョークはすぐに戻すもの』
と教わりました。
チョークを使った正しいエンジンのかけ方は
1.チョークを引いてエンジンをかける。
2.アクセルを開けて、またはアイドリング調整ノブを回して2~3000rpmでアイドリングさせる。
3.エンジンが止まらないようにアイドリングを調整しながら、チョークを戻す。
4.アイドリングを調整しながら暖機する。
となります。
基本的にチョークとはエンジンをかけやすくするだけのものなので、
チョークを引かずにエンジンがかかるなら、それに越したことはありませんし、
暖機中にチョークを引いておく理由もありません。
悪い例として、昔の自分のようなやり方でエンジンをかけていたらどうなるのか?
チョークを引きっぱなしで暖機をしていたら・・・・
ずっとガソリンの濃い状態が続くことになるので
そのうちプラグがカーボンまみれになってエンジン止まります。
セルを回しても火が飛ばないのでエンジンかかりません。
エンジンの暖機を待てずに、チョークを引きっぱなしで走り出したら・・・・
ずっとガソリンの濃い状態が続くことになるので
同じようにそのうちプラグがカーボンまみれになってエンジン止まります。
セルを回しても火が飛ばないのでエンジンかかりません。
こうなったらあきらめてプラグを外してカーボンを清掃するしかありません。
。。。。
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